
かねてよりSARUが期待していた映画「クライマーズ・ハイ」を観てまいりました。「インディ・ジョーンズ」や「花より男子」などの話題作の陰に隠れた感のある地味な作品ではありますが、日曜日だったこともあり、客入りはまぁまぁだったような気がします。
さて、肝心の内容ですが、濃密なテーマを数多く含んだ原作や、原作にかなり忠実なNHKドラマ版を約2時間の劇場用映画に短縮しなければならなかったため、重要なエピソードがカットされています。もちろん、ドラマ版とは違う観点で原作の魅力を引き出していた箇所もあるにはあるのですが、カットされた部分が結構お気に入りだったりしたので、SARUとしてはちょっぴり残念な思いが残りました。
この映画版で絞り込みたかったテーマは「新聞記者にとって最も重要なものはチェック&ダブルチェックだ」ということだったと思うのですが、それを描くにしては、主人公「悠木」の最後の決断の描き方は余りにも淡白すぎたのではないかと思います。ラストのニュージーランド・エピソードもSARUにとってはしっくりきませんでした。
・・・とはいえ、この映画、最初から最後まで緊張感に満ちていて決して見て損になる映画ではありません。ついつい辛口の感想になってしまったのも、SARUが原作とドラマ版に思い入れが強すぎるがゆえであります。堤真一さんも素敵でしたが、SARUにとって「悠木」はやはり佐藤浩市さんなのです。
その佐藤浩市さんは現在上映中の映画「マジック・アワー」に出演・・・SARUが「クライマーズ・ハイ」を見に行った「池袋シネマサンシャイン」でも絶賛(?)上映中です。

